エアコンと石油ファンヒーター 暖房費どっちが安い?の記事を比較

エアコンとファンヒーターの暖房費 日常生活

 今年も暖冬かと思いきや、冷えてきました。
 寒くなると、悩ましいのが暖房費です。そして、寒くなると、この暖房費の記事がたくさん流れてきます。
 暖房費の比較対象は、エアコンとファンヒーターの比較が一般的です。
 実は、比較は大変難しいのですが、中には一刀両断する記事もあります。
(アイキャッチ画像および挿絵は、AI(Copilot)に描いて頂きました)

一般論

 一般に、石油ファンヒーターは、即断性に優れ、素早く温める。エアコンは、温度コントロールが上手で無駄な電気を使わない(石油ファンヒーターの方がコントロールがおおざっぱ)です。
 昭和世代の皆さんは、すきま風を経験されている方もいらっしゃると思いますが、こうなると石油ファンヒーターの方が有利になってきます・・・換気が必要ないし・・・部屋の中に寒暖差が出来るので。昭和の最後の方では、住宅の断熱性能がアップして、エアコン暖房も石油と遜色ない(と、電機メーカーに勤めていた叔父が主張していました)。

 極寒地では、石油が有利です・・・エアコンの室外機が凍ってしまう様な環境では、エアコンは霜取りに電気を使い、その間室内を温めなかったりするので、極端に効率が悪くなります&雪が吹き込むところでは雪かきが必要で、灯油の給油の労力とは比較にならないほど大変です・・・と、書いたところで、寒冷地ではそんな場所に室外機を置かないよなぁ・・・なんて思います。

エアコンの室外機の雪かきをする絵

記事記載で気を付けるポイント

 暖房費比較の記事で気を付けないといけないのは、MAX設定で比較していたり(こたつが電気ストーブ並みに電気代がかかるとなっていたり・・・たぶん、こたつ布団をかけていない&暑くても我慢している)、片方がMAXで片方が平均を比較していたりすることです。中には悪質ではないかと思えるものもあります。
 浮谷東次郎さんではないですが、悪い奴にも騙されないように勉強しましょう。

比較記事を並べてみます

エアコン暖房は一切使わず「灯油ヒーター」のみで暖をとる実家の両親。1日12時間、1部屋の使用で“灯油ヒーター”と“エアコン”では光熱費はどれくらい違う? (ファイナンシャルフィールド) – Yahoo!ニュース
 yahooニュースのファイナンシャルフィールドのエアコン・ファンヒーターの目次サイトです。

エアコンの「電気代」と灯油ストーブの「灯油代」、1ヶ月でいくらかかる?|ファイナンシャルフィールド|その他家計
 場合によっては、エアコンが高くなるとの記載。

重労働な給油作業に加え、灯油1缶が「2000円」超え…。「エアコン暖房」のみにした場合、暖房費はどれくらい安くなりますか?|ファイナンシャルフィールド|家計の見直し
 6~8畳での試算です・・・・が、
 この記事を見て(腹が立って腹が立って)、比較することにしました。タイトルからしてエアコンが安くなています。エアコンと石油ストーブ(ファンヒーターではない)を比較して、エアコンが安いとしています。ただ、計算式がエアコンが平均値の電力消費に対して、石油ストーブがフルパワーでの比較です。あたたかくなったら石油ストーブを絞ることは考慮していません。加えて、灯油を入れる手間などを比較しています。当然、室外機の雪かきやフィルター掃除などは検討していません。
 ひどい記事だと思ったのですが、こうしてまとめてみると、yahooニュースの暖房費検討記事はみんな同じ編集部が書いていました・・・結論違うし・・・(^^;。

節約のためとエアコンは使わず1日8時間「石油ファンヒーター」中心の母親。電気代のほかに灯油代も必要ならエアコンより高くなりませんか?(ファイナンシャルフィールド) – Yahoo!ニュース
 10畳での試算結果です。
 上のエアコンと石油ストーブを、エアコンと石油ファンヒーターに置き換え、10畳・1日8時間に条件変更しています。ですが・・・・。
 石油ファンヒーターがMAX(大火力)で8時間と云うMAX条件と、エアコンは平均で8時間と云う、MAX対平均の計算条件は踏襲されています・・・・う~ん。
 結果、石油ファンヒーターが1日400円弱で、エアコンが1日200円弱との試算になります。
 結論として、「どの暖房器具が安いか」だけでなく、「生活スタイル」に合致しているかを考えましょうと結んでいます。・・・その通りですが・・・どれが安いかの計算が酷い様な気がしますが・・・。

 想定石油ファンヒーターの性能は、燃料消費量が0.360L/h~0.072L/hで、大火力時の消費電力が130Wで、主に10畳用ですが・・・・
 前回、石油ストーブで取り上げていたトヨトミ社での石油ファンヒーターで10畳用とすると、LC-S36Pを選択すると、燃料消費量が0.35L/h~0.099L/h、燃焼時の消費電力は20W(⇔130W)です。

「ストーブ」と「エアコン」、冬に10時間つけるならどちらの方が電気代が安い?(ファイナンシャルフィールド) – Yahoo!ニュース
 電気ストーブも比較対象にしています。エアコンを中心に、ストーブ併用をおすすめされています。電気ストーブが一番暖房費が高いと記載しています。

エアコン暖房は一切使わず「灯油ヒーター」のみで暖をとる実家の両親。1日12時間、1部屋の使用で“灯油ヒーター”と“エアコン”では光熱費はどれくらい違う?(ファイナンシャルフィールド) – Yahoo!ニュース
 一概には言えないとの結論です。好感度〇

石油ファンヒーターとエアコンはどちらが経済的?暖房費を安く抑える方法も解説|家電の電気代|Daigasコラム
 大阪ガスによる解説。ガス会社なので、ガス・ファンヒーターの強力推し・・・と思いきや、石油ファンヒーターとエアコンの比較に終始しています。ほぼ互角との解説で、それぞれのメリットを活かして、併用(最初はファンヒーターで温め、あとはエアコンで維持)などを提案しています。好感度〇

石油ファンヒーターとエアコンどちらが経済的|条件別費用比較と節約術最新版 – ハウスケアラボ
 綿密に、条件出しをして比較しています。ここまでやれば、綿密な比較でしょう。でも、自分(読者)の環境ではどうだろう?が、難しい。やっぱり、シーンによっては併用を進めています。読み応えあり。好感度◎

まとめ

 エアコンと石油ファンヒーターの賢い併用が良いようです。
 エアコンも機種によって消費電力が違いますが、石油ファンヒーターも機種によって細かくつけ消しする省エネタイプのものもあり、部屋の断熱性や室外機周辺の外気温(特に氷点下)などで、条件が変わってしまいます。
 ただ、一般論として、エアコンの<室外機周辺の気温が氷点下>になるとエアコンは極端に性能が落ちるので、石油ファンヒーターに軍配が上がるようです。

 ただ、温まるだけなら、小生の経験では、炬燵が一番燃費がいいです。ただ、動けなくなるのがネックです。こたつミカンは理想的ですけどね・・・。

 石油ファンヒーターでこたつの中を温める優れものです。すごい暖かくなります。ただ、当然ですが歩くときに注意が必要で、足の悪い方や小さな子供がいる方は注意が必要です・・・蛇腹の金属筒なので、踏んだら潰れます。

 写真は、自動で設定温度より3℃?高くなると停止し、設定温度まで下がると再点火する省エネタイプです。

トヨトミは、人感センサーがついていたり、機種によっては長期保存石油でも使えたりと、ラインナップ豊富です。

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