恰好を真似て満足していませんか?大切なものが抜けている。学校で学んでほしいこと。カーゴ・カルト・サイエンス

カーゴカルト・サイエンス リチャード・ファインマンと諸星大二郎 オフィス

 南の島でのお話。
 戦争中、南の島では激しい戦闘がおこった。飛行場ではいろいろなものが運び込まれ、飛行場を中心に住民も豊かになった。戦争が終わり、飛行機も引き上げられ、閑散として行く。
 ある島では、あの豊かさがよみがえってほしいと、住民たちが飛行場に集まり、管制塔などを木などで再建し、アンテナをのばし、管制塔の椅子に人が座り・・・昔の姿が再現される。<何もかも昔の通り>・・・でも、飛行機が来ない・・・。

カーゴ・カルト・サイエンス

 「ご冗談でしょうファインマンさん」で紹介されているカルフォルニア工科大学の卒業式の祝辞の一説だが、実際にあった話らしい。カーゴ・カルトと言われ、民俗学?的には、一種の他文明との接点を持った際の集団パニック現象の1つという位置づけがある。
 カーゴカルトについて、簡単に理解するには、諸星大二郎さんの名作「マッドメン」で話の中でキーワード的に取り上げられていて、マンガ(架空のお話)ではあるが、実情がわかりやすい。

 さて、リチャード・ファインマンさんが、卒業する大学生に問いかけているのは、また飛行機が来て豊かになってほしいと飛行場に集まった人たちに何とアドバイスするかである。管制官のヘッドホンの位置がもうちょっとうえが良い・・・とかではない筈だ。仮に、飛行場をすべて再現したとしても、飛行機が来るわけではない。
(脱線だが、マッドメンには、この集会に遭遇してしまい服などをはぎ取られるシーンや、逆に集会の中にヘリコプタで乱入し服などを与えて豊かさをもたらす者として布教活動を行う様などが描かれている)

さて、翻って自分自身は?

 翻って、我々である。何か形を取り繕うとすることはないだろうか?
 何とか、恰好だけはつけたい・・・小生自身、そう言いながら日々生きている。

 でも、考えて欲しい。
 飛行場を再建して飛行機を待っている人と、どこが違うだろうか?

 ファインマンさんは云う。これこそ大学で学んでいってほしいものなんだと。

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関係リンク
 リチャード・P・ファインマン – Wikipedia
  ご冗談でしょう、ファインマンさん – Wikipedia
 諸星大二郎 – Wikipedia
  マッドメン (漫画) – Wikipedia
 カーゴ・カルト – Wikipedia
  カーゴ・カルト・サイエンス – Wikipedia(英語版)
  カーゴ・カルト・プログラミング – Wikipedia
    ・・・・小生良くやります

 

 

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