
コラムです。
「いただきます」はすべてに感謝する言葉。
目の前の料理を食べることのできる幸せ・喜びの言葉。料理を作ってくれた方への感謝。食材を準備してくれた方への感謝。食材(野菜や肉・魚)を収穫してくれた方、育ててくれた方への感謝。
そして運。料理を食べることができる健康・環境に感謝。その運を、環境を整えてくださった方に感謝。
食材の恵みにも感謝。すべての食材は命あるもの。その命を守ってくれたものにも感謝。そして、その命は、親なくして誕生せず、脈々と流れる生命の営みにも感謝。
いま、いただけるのはすべてのもの結果である事実。そして幸運なしにはありえない。感謝。
小生は、家庭菜園で植物を育て収穫し、食事として頂きます。子供の頃から食事の前に「いただきます」と躾けられておりました。何気なく、「いただきます」と言っておりましたが、子供の頃に、C.W.ニコル氏の雑誌記事に出会い、「いただきます」にそんな意味があったのかと、感心した覚えがあります。あらためて、「いただきます」の意味と、それを紹介いただいたC.W.ニコル氏をご紹介致します。
躾け
子供の頃、親から食事の前には「いただきます」と言いなさいと躾けられた。親の実家は農家なので、ご飯が食べられることを「お百姓さんに感謝しなさい」と言われて育った。なんとなく、躾けられた通りに食事の前に言っていたし、それが礼儀作法だと感じて、ある意味機械的に呪文のように発していた。まあ、なんとなく食べられることへの感謝であることは意識していたが・・・。そのうち、ちょっと大きくなって、友達なんかと食事をする際には、なんとなく格好悪くて、つぶやきもしなくなっていった。
雑誌記事との出会い
いつだったか、何の雑誌や本だったか、定かではないが、何気なく読んでいたら、CWニコルさんの記事だった。CWニコルさんと言えば、ウイスキーなどのCMなどに出演し、自然にどっぷりつかった小説家か詩人か、正直正確に何者なのかはわかっていなかったが、有名な人には間違いなかった。記事の正確な内容は覚えていない。でも、「いただきます」は日本にしかない言葉だ・・・と、書いてあって、何気なく読んでいた記事を慌ててその場で読み直した。
「いただきます」は、すべてに感謝する言葉。
料理を作ってくれた人、
食材を提供してくださった農家さん、酪農・養鶏農家さん、漁師さん、
食材を運んでくださった方々、卸の方々、肉屋さん、米屋さん、八百屋さん、
器・お皿を作ってくれた方々、箸を作ってくれた方、テーブルを作ってくれた方、
運ぶための車や鉄道や道路を作って下さた方、
お皿や車の材料を集めてくださった方、
焼くための炭を作ってくださった方、電気やガスを送ってくれた方、
・・・・関係するすべての方々の労力なしには、目の前のご飯はなく、
関係する人々すべてに感謝。
そして、すべての食材は生きていて、その恵みをいただくことに感謝。(当然、恵みをいただくには、その生命を絶たねばならない事実に敬意を表す)
さらに、その食材、つまり生き物もいろいろな動物、植物、菌類、土の栄養、海や水の栄養、そして水、太陽の恵み・・・それらすべて関係するものの共生や犠牲なくして成長できなかった事・・・それらすべてに敬意を表す。
食事を頂ける機会も、ご先祖様も(もちろん食材のご先祖様も)、すべて関係していて、そのすべてに感謝。
「いただきます」とは、すべてに感謝する言葉。
こんな内容だったと思う。そして、それを読むまで、そんな風に考えたことがなかった。はっと気づかされる瞬間だった。
背景には、日本人の不思議な生命観:命は平等というのが根底にあると思う。動物も植物も菌類も生きている。人間もその一つに過ぎない。広い意味での弱肉強食だが、運もあって必ずしも強が弱を食するわけでもなく(まさに運命)。残念ながら人間は命あるものを食べなくては生きていけない。納得がいかなくても、なんとなく理解できるのではないだろうか?
その記事を読んで以来、「いただきます」と毎日意識して言うようになりました。
C.W.ニコルさん
C.W.ニコル氏が、どんな人かわからない・・・とのお声あり。
小生の勝手なイメージでは、ログハウス風の山小屋に暖炉があって、木のテーブルでウイスキーを嗜むひげ面の大人(大人!なんだよな)・・・なのだが・・・。
(懐かしいCMを探してみると)ウイスキーのCMよりはGTホーキンスのCMの方がイメージに近い。
いつのころからか、黒姫の山中に居をかまえる。
(こうしてみると、意識はしてたけど、ニコルさんについて何にも知らない)
詳細は、wikiや公式ホームページで・・・・(小生も、あらためて読んでいるような状況です・・・情けない)
関連リンク
当ブログの関連記事です。
C.W.ニコルのいただきます
ありがとうを言わない日本人
当記事の関係記事です。
C・W・ニコル – Wikipedia
C.W.ニコル公式ホームページ|トップページ
いただきます – Wikipedia
戴きます(いただきます)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書
C.W.ニコルさん の CM
魚の命に申し訳ないわ!アイフルCM

