今年(2025年)は、熊被害最多で、ついに秋田県が自衛隊の出動を要請したとの事。
クマ被害の秋田に自衛隊派遣へ 箱わな設置など後方支援…銃使用の駆除は行わず 近く命令 – 産経ニュース
TV報道によれば、今年はどんぐり等、秋に熊が食べて冬眠に備える木の実が不作で、人間との境界線まで出てきているという。また、過疎化・高齢化で山と人里の境界の草刈りが出来ず、熊にとっての境界線が人里寄りになっていることや、主に河川の河原の草刈りが出来ておらず河川沿いの藪に潜みながら街中まで熊が出没しているという。(最近は熊が出た!猟友会が対峙した!!との報道ばかりになっているが・・・)
また、一部の熊が、何度も人里に降りたことにより、都市機能に慣れ親しんで、アーバン・ペア(都会派の熊)も出現しているという。確かに、報道を見ると、ガラスの自動ドアを立って開ける様子が見て取れる。透明なガラスは森には存在しないのでぶつかるのが常だが、すでにガラスを理解して歩き回っているらしい。人間がどの程度凶暴かも理解して立ち回っている・・・あるいは理解しようと(逃げずに、彼らの安全地帯である)森の中から猟友会の皆さんを観察することもあるようだ。このまま放置すると、本来山の中で暮らすハシブトガラスの様に都会に定住して、たまに人間といさかいを起こすことになるかもしれない
自衛隊出動へ(人里演習して欲しいが・・・)
冒頭に紹介した通り、秋田県はついに耐えかねて、自衛隊へ協力要請、現行法では災害派遣要請して、現在の報道では後方支援に当たるらしい(わな(巨大な檻などの重量物)を仕掛けたり、熊の死体を撤去したりするらしい)。
でも、以下小生の勝手な意見だが・・・・
できれば自衛隊には、定期的な街中演習(山間部と街中を行き来する演習)をして欲しい。例えば、山間部の行方不明者の救出のために大人数で山狩りをして欲しい・・・。これは、熊を退治して欲しい訳ではなく、大量の人間のにおいを森と人里の境界線に付けて欲しいからだ。だから、煙草を吸う人は大歓迎。火事に気を付けて、森の中で一服して欲しい。
銃を携行するかどうかは判断が必要だが、視界の悪い森の中で(視界が良くても足場が悪かったりする)味方を打たないで進むにはどうするか、訓練になると思う。
熊が人里に出没する要因の一つは、森との境界線に人が出入りしなくなったことが挙げられるので、自衛隊の訓練で要因の一つを埋めようというアイデアだ。一挙両得・一石二鳥だと思うのだが・・・。
ハイブリット熊の存在
本記事も長くなってしまったので、ハイブリット熊は別の機会に別記事にしようと思うが、ちょっとだけ紹介しておく。
実は、秋田と岩手の山中に、北海道ヒグマと本州ツキノワグマの混血が一大勢力となっている・・・っと云う噂がある。彼らは、本来いるはずがないのだが、人間の都合で誕生してしまったらしい。ヒグマの体格(大きさ)と凶暴さ・執拗さと、ツキノワグマの利口さを併せ持った怪物らしく、秋田と岩手の間の消滅集落(人が誰もいなくなった集落)を縄張りとして無敵の強さ(天敵も人間もいない)を誇りながら勢力を拡大しているらしい。ハイブリット熊と呼ばれ、どうも定着した様だ。
このハイブリット熊は、無敵で強いから、強靭さが求められる環境、つまり人間との境界・・・には出没せず、まわりの熊を追い払い(戦うなど面倒なことはしない)って、素敵な環境に安住しているという。で、追い払われた熊がまわりの熊を追い出し、弱い子熊や母熊が人里に現れるという構図である。
さて、人間の方はどうしているかと言うと、すでに廃村になった地区なので、被害届は出ないので調査もしない(人間の方も見たくはない)。・・・・かくして(隠して)、存在は公にならないまま、増殖しているというのだ。実は、こうして東北では熊の大移動が起こっているのではないか・・・と、いう噂である。
ヒグマの血が流れているので、獲物への執念・執着はものすごく強い。北海道のヒグマ被害は深刻だが、中でもクマに襲われた遺体やけが人を助けに行ったら、熊に襲われたと云うものだ。つまり、一度手にした獲物は人間だろうと俺のものなのである。
本当は、こっちの方の実態解明を先にやって対策して欲しい。そうでないと、人里に出た熊を退治し終わったら、今度は増殖したハイブリット熊が出てくるかもしれない。
「ヒグマとツキノワグマの悪魔合体が起きている」…!いま秋田の猟師たちが恐れる「最凶のハイブリッド熊」の正体(週刊現代) | マネー現代 | 講談社
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ソーラーパネルが原因とも噂されるが、設置の際に作った道や作業員の弁当カスなども要因か?
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「ハイブリッド熊」説の真偽を専門家に聞くと… 被害者の妻が明かす「秋田3人死傷クマ事件」直前の会話 「“爆竹を買った方がいい”と勧めたのですが」(3ページ目) | デイリー新潮・・・ハイブリット熊の存在を生物学的に否定する意見があります。
「ツキノワグマとヒグマのハイブリッド個体がいる?」「山にドングリをまけばいい?」クマにまつわるウソ・ホント、無駄な衝突を避けるために秋田県が作成したQ&A | TBS NEWS DIG
こちらでも否定されています。秋田にはいないということで・・・?

