(事故でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします)
スローニュース制作ドキュメンタリー『日航123便墜落 自衛隊は何を隠蔽したのか~陰謀論と真実』の連動企画「目撃者たちの証言をもとにした長編ノンフィクション」の第4章「陰謀論編」がスタートしました。
今回は、「当事者への直接の検証をせず、都合の良い解釈をする――。そうした検証なき発信の積み重ねの果て・・・」陰謀論に迫ります。そして、第三章で生存者を救出した小林さんが一転、陰謀論の立役者に躍り出ます。
そして・・・・青山透子さんへ当事者として直接の検証を・・・期待しています(まだ、やってない・・・断られたらしいが・・・裏取りは完璧か・・・実在の人物なのか?本当にCAだったのか?博士号は?・・・もう、無検証に紹介してしまっているが・・・立花ゼミでの活躍は?・・・期待は膨らみますが、裏取りしそうにありません。)。
果たして、国会でも取り上げられ、青山透子さんと誤報された小田周二事者への直接の検証を期待しています(ジャーナリストとして誤報をキチンと取り上げられるか?)期待だけです。
そして、「う~ん」ですが、本記事はフェイクの拡散をやらかしそうです(すでに裏取りをしていたらすみません)。
第4章①「自衛隊のミサイルで撃墜された」陰謀論の起源は

いわゆる陰謀論の系列を紹介。
3カ月後に「隠蔽のため、救助を遅らせた」説
まずは、吉原公一郎著 ジャンボ墜落です。
墜落場所が二転三転したことや、回収された尾翼の曲がり具合や生存者の証言などから、政府の「圧力隔壁の破損」という公式見解に真っ向から異を唱え、「自衛隊は秘密を隠蔽するため、あえて現場特定や救助を遅らせたのではないか」という疑惑を提示した。
こうした疑念は別の書き手に引き継がれる。・・・?
8年後「無人機の衝突」説
(疑惑本では超有名な・・・角田四郎さんの「疑惑」)
著者 角田さんは現場を歩き、独自に集めた?データから事件性を探る。
そして、ボイスレコーダの音響と、事故現場を移したビデオ?に映っていたオレンジ色の破片を無人機の破片だと推測し、自衛隊関係者が現場を訪れ、無人標的機衝突の事実を隠蔽すべく、残骸を極秘にヘリで回収したという独自の主張を展開する。
米軍中尉の証言(大尉だが・・・)
1995年、米軍準機関紙『スターズ・アンド・ストライプス』で、墜落当夜にいち早く現場上空に到達した米軍輸送機C130の元乗員、マイケル・アントヌッチ中尉の証言「米海兵隊のヘリが救助のために現場に降下しようとしたが、日本側からの要請で引き返した」と語る。
この証言が、取り入れられ、陰謀論は発展する。
13年後「ミサイル墜落」説
1998年、『御巣鷹山ファイル―JAL123便墜落「事故」真相解明』が出版される。著者 池田昌昭氏は事故当夜に周辺住民が目撃した「流れ星のような閃光」や「赤いキノコ雲」という証言に着目。相模湾で護衛艦から発射された無人標的機が衝突し、隠すため戦闘機がミサイルで123便を撃墜する「ミサイル撃墜説」を展開。
そして
2010年代に新たな書き手が登場する・・・・
第4章② 陰謀論を生んだ「相模湾の空白」

青山透子さんにフォーカスします。
上記の過程を経て、「自衛隊による撃墜と証拠隠滅」説に発展させてゆきます。
そして、目撃情報などをつなぎ合わせて行き、仮説を組み立てます。
乗客が機内から撮影した写真に「オレンジ色の飛翔体」が写り込んでいるとして、訓練用ミサイルなどによるものと推測し、自衛隊の標的機やミサイルが123便の垂直尾翼に誤って衝突したのではないかと仮説を推論。
そして、その事実を隠すための「ファントム戦闘機による追尾、撃墜」というシナリオを展開する。小学生が目撃した赤い飛行機と、ファントム2機の目撃例をもとに、推論を重ねる。しかし、なんと、そのファントム2機を目撃していたのは、第3章の主役で、生存者を次々救助した小林さんだった。
「相模湾の空白」
公文書などの一次資料を精査すると陰謀論を否定できない原因として、相模湾に沈んだ垂直尾翼を事故調が改修しなかったことを挙げる。
ただ、2015年にテレビ朝日のクルーが相模湾の海底を調査して123便の残骸と思われる物体を発見している(カントク注:この海底調査はフェイクとのもっぱらの噂なのだが、記事では見事に肯定している・・・取材して、フェイクを否定?)。この発見に対して国や事故調が動かなかったことが、隠ぺい→陰謀論のシナリオが入り込む余地になっていると仮説していく。
第4章③「2機のファントム」目撃情報を検証する

そして、小林さんに取材する。
小林さんは、(123便が墜落した)当日に葬儀を終えた際に、2機のファントムを、群馬県吾妻郡東村(現・東吾妻町)で目撃する。小林さんは千歳で勤務していた際にファントムを日常的に見ていたので、シルエットですぐファントムだと分かった。そして、そのことを上毛警友に手記として寄稿した。
その手記が「自衛隊がミサイルを撃った隠蔽の証拠」として引用され、陰謀論の根拠に仕立て上げられているという事実に憤慨する。
元海上自衛隊海将の真殿知彦氏の著書によれば、このファントム2機は米海軍の機体の可能性が高いと推測する。
第4章④ 疑惑の護衛艦は出港さえしていなかった!

(青山ら・・・としているので、怒りそうだけど・・・)
護衛艦「まつゆき」に関する陰謀論を取り上げる。
(記事内容では、読者はなんのことかわからない(有名だからサラッと流した?)ので補足すると、日航123便は、羽田から大阪に向かう途上の相模湾上で垂直尾翼や機体最後部を破損し、操縦が困難になったと推定されています。
この垂直尾翼などの破損は、事故報告書では機体後部の圧力隔壁の破損により、機内客室の与圧(圧縮)された空気が後方に噴き出して、垂直尾翼などを吹き飛ばした・・・っと、されています。この場合、客室は上空の薄い空気の気圧まで下がると推定されています。しかし、生存者証言によれば、普通いい気ができたし、耳がツンともせず、アロハ航空事故の様に機外に物や人が吹き飛ばされたこともありませんでした。つまり、客室気圧は下がっていない・・・これが、事故原因の最大の謎とされています。
陰謀論者は、垂直尾翼などの破損が、圧力隔壁の破損などではなく、自衛隊などの訓練用ミサイルや訓練用の標的機がぶつかった為に発生したのではないかとの仮説を立てています。そして、その訓練用ミサイルや標的機は、事故翌日に123便の尾翼の一部分を回収した「まつゆき」が発射したのではないか?っと、疑っています。一晩中、海上保安庁などの巡視船が探したのに見つからなかった大型の破片を、翌日、試験のために通りかかった「まつゆき」が何故か現場付近の方へちょっと航路を曲げた時に見つかるのは疑わしい。本当は「まつゆき」がミサイルや標的機を飛ばして、何かの間違いで123便にぶつけてしまったのではないか?との疑いです・・・補足終わり・・・長かった)
事故当日、「まつゆき」は、進水式は済んでいて水の上に浮かんではいたものの、東京湾のIHIのドックで、まだ艤装中であり、とても標的機やミサイルを発射する様な状態ではなかった・・・っと、近年、陰謀論が取り上げられたことを知った「まつゆき」の機関長であった亀田康平さんと補給長を務めていた鎗光さんが熱く証言する。船は東京湾におり出港もしていない。そして、当日取ったメモなどが手元に残っている。
翌日、試験のために出航した「まつゆき」は試験中に海上に浮かぶ金属塊を発見し、試験を中断して回収し、試験を終え帰港中に海上保安庁の巡視船に引き渡している。
(この件に関して、ジャーナリストの魔訶不思議な反応は感想で述べます・・・一応、本記事はよく知られた内容を丁寧にまとめたもので新事実はなさそうです)
そして、いよいよ<私(ジャーナリスト 塩入さん)が、取材の中で別次元の空白に突き当たって、自衛隊が「語りたがらなかった事実」が公式記録からに抜け落ちていたことを明らかにしています(次回に続く・・・期待が・・・)
感想
1985年8月12日のテレ朝ニュース
まさか、1985年8月12日のテレ朝ニュースを記事に入れてくるとは・・・取材してフェイク疑惑を打ち消す意図があったでしょうか・・・・(じつは、このニュースは新たな陰謀論のタネになっています)。
123便の残骸か…相模湾海底で発見 日航機墜落30年←該当のニュース
このニュースをもとに調査会社に123便の残骸を引き上げてもらおうと連絡を取ったらまさか「残骸は写ってませんでした」の回答だった・・・との動画
「まつゆき」を何故、誰も取材しない
④で、機関長の亀田さんや補給長の鎗光さんが語っているのは本当だと小生は思います。なので、8/12の事故当日に「まつゆき」が相模湾で標的機などを発射し123便にぶつけてしまった・・・と云うことはあり得ないと思います・・・が・・・、
記事でも、「まつゆき」はまだIHIが製造中で、(自衛隊員も参加して装備を進めていたのですが)自衛隊にも引き渡されていない為、IHIの持ち物だった・・・としています・・・が・・・、
「ジャーナリスト」が、誰も持ち主だったIHIに取材して確認していないのは、謎なのです。
折角、疑われていない人たちの持ち物で証言が得られるのに証言を得ず、(疑われている)自衛隊員が熱く語るので間違いないと断言するのは、如何なものかと・・・。小生の単純な疑問です。
小林さんの受難
しかし、第三章で大活躍した小林さんが、あのファントム騒動の方だったとは・・・。大変ですね。
脱線・海底から残骸を引き揚げよう
上記、動画で紹介された123便の海中の残骸を引き上げようとしていた田中さん(本名は前野さん)ですが、いよいよ今年(2026年)に個人での海底調査にこぎつけたようです。残骸を引き上げた暁には、国交省へ新事実として再調査を談判しに行くようです。国交省へ行く際に、再調査へ賛同する署名を募集しています。
この第四章でも、陰謀論が湧きたつ原因として、事故調査委員会が海底探査を早々と取りやめたことが主要因の一つとして挙げられています。一方で、陰謀論を主張される皆さんも、この海底の残骸こそが事故調の報告書を覆すものだと主張されている方もいらっしゃいます。どの立場からも否定する意見は出ません。
小生は再調査に賛同しております。ぜひ、ご覧になってください(全然、知らない方なのですが、勝手に応援してます)。
日航ジャンボ機123便事故 「相模湾等に残された証拠」をかき集め、最後の真相検証をやります。|オンライン署名サイト Voice

まだ、第4章終わっていないので、後続記事に期待しております。
映画観たい
前回と同じですが、映画の予告編を張り付けておきます。
やっぱり、榊原良子さんのナレーションは一級です。怖い。
『日航123便墜落 自衛隊は何を隠蔽したのか 陰謀論と真実』次回上映が決まり次第、また告知します!
コメント欄が盛り上がっていますね。消さずに残しておいてくれるところは好感です。
関係リンク
本ブログの関係記事です。
←JAL123関連|「目撃者たちの証言をもとにした長編ノンフィクション」第3章「地上捜索編」第一段~を読む・・・機体の「R5ドア」だった。テレビでは飛行中に吹き飛んだと言っていた
JAL123関連|「目撃者たちの証言をもとにした長編ノンフィクション」第2章「スクランブル編」第一段~を読む・・・・・・有料部分もちょっとだけ
JAL123関連|「目撃者たちの証言をもとにした長編ノンフィクション」第1章「レーダーサイト編」第一段~を読む・・・と新事実・・・有料部分もちょっとだけ追記
JAL123|事故当夜の自衛隊銃撃速報・誤報はマンデラ効果か?を追う(未解決)
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「フライトレコーダは語る」ー技術者が挑む日航123便墜落の真相 の解説動画を視る
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人間魚雷 回天のハッチは開く(あく)のか?開かない(ひらかない)のか?ちょっと調べました
関係外部リンク
日本航空123便墜落事故 – Wikipedia
関係するリンクも多数あります。
日本航空123便の御巣鷹山墜落事故に係る航空事故調査報告書についての解説
事故調査報告書へのリンク、およびその解説が貼付けされているページです。
SlowNews | スローニュース
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青山透子 – Wikipedia
赤城工業株式会社|アクチャル 03
赤城工業株式会社|アクチャル 04
救難ヘリの救助員の出動記録(回想)です。
日航機墜落 事故調査官 100ページの手記に書かれていたこと|NHK事件記者取材note
塩入雄一郎 – Wikipedia
榊原良子 – Wikipedia
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26/8/15 ④「まつゆき」関連を追記しました。

