Wi-Fi壁掛け時計はいいな

日常生活

 電波時計で電波が入らなくて悔しい思いをしていませんか?
 当家も同じです。何故か電波が入らないのです。夜に窓際に置いたりして、たまにキャッチする程度。車に貼り付けてある電波時計は、どこかに旅行に行くと宿泊先で電波を拾って正確な時刻に治ったりします(走行中は電波を拾っていても直りません。正確なことはわかりませんが、時計を動かさないで電波を拾う必要があるようです)。

 まあ、スマホがあるのでいいかぁ。っと、思ったりもしますが、何か悔しい。
 GPS時計何かもあるけど・・・高い!し、衛星が掴めるのが条件。腕時計用の規格ですね(勝手にしました)。

 と、思っていたら、WiFi時計を見つけました。家にWiFiがあれば自動で時刻合わせをしてくれます(画像をクリックするとAmazonへ行けます)。

WiFi壁掛け時計

Amazonへ(画像をタップしても進まない方はこちらから)

 安心の国内メーカー販売です(生産国までは調べきれませんでした)。
 ただ、初期設定は凝っていて、ちょっと詳しい人にやってもらうといいかもしれません。

メーカーと取説リンク

あなたに寄り添う MAG (マグ) の時計|ノア精密株式会社
取扱説明書、型番の探し方|あなたに寄り添う MAG (マグ) の時計 ノア精密株式会社
 MS SB-WF-z-2507(original)

会社で使われる方へ

Wi-Fiの問題

 この時計は、Wi-Fiを通じてインターネット上の時計と通信します(1日1回)。
 買う前に、LAN管理者などに相談しておきましょう。

 特定の社外サーバー(正確な時計を持つ機会に1日1回)に繋ごうとしますので、許可が必要だったりします。実質、日本国営のサーバーなので心配はないと思いますが・・・・。社内から社外へ普通にWEB検索できたりするので気にならないことが多いですが、実はLAN管理者は社外の悪い奴と(時には社内の悪い奴と)戦ってたりします。悪い奴に騙されないように特定のサーバーしか繋がないようにしてたりします(不正アクセス防止)ので、つながらないことがあるかもしれません。

校正と較正と調整・時刻合わせ(工場の時計)

 工場などで記録に使われている方へ。電波時計の電波が入らなくて困っていたりしませんか?
 そういったところには朗報の時計なのですが・・・・。

 小生の工場勤めの経験から難点を言えば、本時計は一般的な月差30秒以内の時計なのですが、Wi-Fi電波を受信したマークがありません。
(ちょっと、長い話になりますが・・・)

 一般的な話ですが、工場で記録に使う時計には、なにがしかの校正が要求されます。そして、時計が面倒なのは時刻合わせが暗に要求されます(監査員の皆さん、ここ狙い目!)。
 校正の方は、例えば、年に一度程度、時計が壊れていないか、基準となる時計と比較してお墨付きを付けたりします(時計は除外されているケースもあります)。大抵、シール張って、お墨付きをつけています。ここまでは順当です。
 時計が厄介なのは2つあって(小生の経験上ですが)、普段遣いの腕時計を見てしまう事と、校正とは別に時刻合わせが必要なことです。
 1つ目は、つい腕時計を見て時刻を記録してしまいます。校正された時計を使ってないと監査員から指摘されるポイントです。たぶん、軽い指摘なのですが、厄介なのは繰り返されたり、複数の場所で指摘されると、コンプライアンス意識欠如だったり、ガバナンス不適当で吊るし上げられたりします。で・・・、腕時計やスマホ持ち込み禁止にしたりするのですが、すると作業者は昼休みや就業時間の把握のために壁時計を見てしまうのです。そして、時刻を確認するには壁時計の習慣化が進み、極端な話、監査員の目の前で壁時計で時刻記録したりします。さすがに、職場になにがしかの時計は必要なので、賢い管理者が壁時計も校正してしまいます(壁時計で時刻記録OK・・・でも・・・)。
 2つ目に厄介なのは時刻合わせです。壁時計は時刻合わせが厄介なのです。そして、1つの壁時で全職場の記録をするときは校正だけで問題ないのですが、2つ以上の時計を使うときは時刻があっていることが重要になってきます。1つの壁時計が30秒遅れていて、1つの壁時計が30秒進んでいると、1分記録がずれることになります。で・・・、意地の悪い監査員が、制限時間を守っていない可能性がある・・・等と指摘してきます・・・・やっかい。
 このため、常に正確な電波時計の出番なのですが、工場などは金属に囲まれているため、電波が届かず時計があってないことがあり、悩みの種なのです。電波が届いているかどうか(つまり正確な時刻に合わせたかどうか)を時計に付いている電波マーク(パラボラアンテナ・マーク)を定期的に確認する必要があります。(長かった・・・)

 本製品は電波マークがないので、時刻合わせしたことが作業者・管理者にわからないのです。と、なると、定期的に校正され、時刻合わせをした時計と比較して記録を残すなどの面倒な作業が必要になってきます。
 本製品は、毎日一回、指定されたサーバーで時刻合わせをしますので、社内で時刻合わせ用のサーバーを構築されている会社は、サーバー側の記録から時刻合わせの記録を打ち出すことは可能です。

(すみません。ニッチな情報を長々と書いてしまいました)

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関係外部リンク
 あなたに寄り添う MAG (マグ) の時計|ノア精密株式会社
 較正 – Wikipedia
  wikiに電波法の説明がありますが、この説明の通りに、「校正」と「較正」を使い分けるのが通例です。「校正」(木へんのこうせい・一般のコウセイ)は計量法に従い、トレーサビリティのとれた計測器と比較し合否判定するまで・・・時刻合わせはしません(調整には校正とは別手順が必要)。「較正」(車へんのこうせい・電波法のコウセイ)は正しい時刻に合わせ直すところまでやります。どちらの場合もどれだけズレているかを記録しておくことは重要です。

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