介護未満です。90代前半の母の介護ですが、まだ何とか一人暮らししているので、介護未満としています。姉が自転車で週一、小生が車で月一で実家に通っています。そんな経験談を記事にしています(既に、介護段階に進んでしまいましたが、記憶を頼りに記事にしています・・・本人の希望通り、一人で暮らしてはいます)。
何度も同じ話をする(同じ話を聞く)・・・介護、と云うか介護未満段階の悩みTOP10ではないでしょうか?人間一人ひとり、皆違うので、同じではありませんが、同じような介護の方と話していると(と言っても、小生は数人しかおりませんが・・・)、結構、これが苦痛と云う方は多いと思います。聞き流す、もう何度も聞いたと怒る(姉は、限界に達していました・・・)・・・。
残念ながら、小生の調査では、有効な対策は見つかっておりません。ありがたいお経だと思って聞き流す・・・とも聞きました。小生は、毎回話を聞いて、何か前回と違いがないかを探すことに集中しておりました。
(本記事の画像は、AI(Co-pilot)に描いて頂きました)
そもそも母と会話の種がない
まずは、これが一番の問題なのだと思います。
介護未満の方は、元気なうちに、親の好きな音楽や趣味、ドラマ等々を探っておきましょう。と言っても、どうしても認知症が進むと外出範囲が狭まりますので、サークルや親の仕事(母はシルバー人材センターに登録して広報配布などをしていた)の話はやがてできなくなります。オセロ・トランプなど、ゲームが出来るうちは会話をつなぐには有効かもしれません。
母は、テレビを見るのが比較的好きだったので、相撲の話などは良くしていました。が、やがて、見るだけ(その日の勝敗も記憶できなくなる)になりました・・・こうなると、昔の名勝負くらいしか話が出来ません。
小生の場合は、どうしても子供(孫)の話になり、後述する定番の話に繋がってしまいます。
音楽は、比較的認知が進んでも、好みが変わらないらしいので有効らしい・・・のですが、ジャンルが共通すれば盛り上がるのでしょうが、小生と母は全く合わず・・・母がタンゴなどを聞くとは知りませんでした。新しい発見でしたが、う~ん。
話しの定番
母の鉄板ネタは・・・・
子供(孫)の話だと、小生の二人目の子供が生まれた時に上の子の面倒を見てもらったのですが、上の子を入院している病院に連れて行き、その帰り道のバスでの話。バスを待つ間にまわりの人から子供が可愛いと言われまくり、そして降りるバス停を乗り過ごしてしまい困っていると上の子が「おばあちゃん大丈夫。道はわかるから心配しないで」と云った話。
・・・2~3回目まではほほえましいのですが、さすがに5回、6回・・・10回・・・20回・・・となると、苦痛です。よく聞いていると、乗り過ごした際のバスの運転手の対応や、乗り過ごした位置が変わってきます。もしかして乗り過ごしたのは1回じゃなかった?(他の話と混じっているようです)
姉がへきへきしている話は、山での遭難です。
親父が元気だったころ、脳梗塞後のリハビリを兼ねて、神奈川の丹沢大山に登ったのですが、途中で日が暮れてしまい、引き返して暗闇の中を終電後のケーブルカーの駅までたどり着き、駅員さんに軒先を借りて一晩過ごすお願いしたら、遭難者扱いとしてケーブルカーを動かしてもらった話・・・なのですが、そのうちケーブルカーを降りた後に、どこかの河原で過ごした話とくっついて、小生も話が分からなくなりました。
まず、この2つの話を聞いて、運が良ければ違う話(新潟の疎開先で苦労した話など、やはり定番で3パターン程)、運が悪ければこの2つの話を交互に。。。そのうち、同じ話を繰り返すようになりました。

やがて、何も話さなくなった
そう、1~2年前くらいでしょうか?
母と食事をしながら、毎度のことなので長~~い話を覚悟していたら、静かにご飯を食べ終わって、もう寝ると。まぁ、疲れていたかな?と、思って、正直「ラッキー!」くらいに思っていたのですが・・・・翌月も同じ、その次も・・・。姉に聞いても、そういえば最近静かだなと・・・。ヘルパーさんも・・・あんまり変わりないようですが・・・。
何か聞けば、頓珍漢な返事が返って来る(耳は難聴で会話は聞こえていないが、何か聞かれたことは把握している)のですが、長い苦痛な話は全くなくなりました。
認知症が進んだのだと思います。同じ話を聞かされる苦痛からは解放されたのですが、何かさびしい(もちろん、覚悟も必要)。
小生同様に、親の同じ話に苦しんでいらっしゃる方も、同じようにパタンと静かになる日も来るかもしれません。小生同様にいまのうちと考えて、聞取りしてみるのも手ですよ。
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